
そして、やる気をそこなうもう1つの原因が、今回のテーマ、
エンドゲイニングのわな
そう、わなです。これにはまると、こわ~いです。 エンド(最終結果)をゲイン(得る事)することだけを、マル。
意味がある、と勘違いしてしまう事。
たとえば、学生さんなら、 今度のテストで、数学を90点とる!
学年で10番以内になる!
こういう目標をたてて頑張ろうとする事はすごく良い事ですよね。
でも、もし最初に、 「ほんとに90点もとれるのか???」「80点じゃ意味ないし」
「10番以内に、なれる?」「なれなかったら、ダメじゃん。無理かも」
と自分で思ってしまったら。
これは、絶対やる気は起こりません。 まして、誰か人そんな事を言われてしまったら、
その場で気持ちはしゅ〜んとなってしまいます。
会社にお勤めの方なら、 当然、
「ノルマ的な感覚」で目標をとらえておられる場合もあると思います。 会社でのノルマって、
たとえ達成しても、じゃあ、次はこれね、 という感じで、さらに目標値が上がる。
もし、結果がでないなら、ゼロも同じ!という考え方にはまってしまいますよね。
また、オリンピックをめざしてがんばってた人が、代表になれなかった、金メダルをとれなかった。
これを、「意味がない」と思ってしまったら、どうせだめだから、やめとこう。 という風に、
行動はなかなか起こりにくくなってしまいます。
つまり、エンドゲイニング的な考え方だと、
せっかく始めても、途中でくじけちゃったり、
そもそも、スタートできなかったり。
そして。。。 結果がすべてなので、結果を早くだそうと
あせったり、イライラしたりしやすくなる
もし、結果が思った通りでなかったら、それまでの過程がゼロ、意味がない、と思ってしまう。
その時に自分の周りにいる人が、がんばれ~って、励ましてはくれるけど、
「良い結果」を出すまでは、認めてくれない。
これは、つらいです。
これは、「ハーバードの人生を変える授業」という本の中にあった話。
最近の若者(アメリカの、ですが)は、絶えず褒めてないとすぐ不満を言ったり、やめてしまう。
甘やかされたこの世代「ほめられ世代」は、自信をつけようと、たえず褒められて来た。
その結果、逆にもろいプライドの、自信のない人間になってしまった、というのです。
褒める事については、賛否両論ありますね。
私は基本的には人は褒めて伸ばしてあげた方がいいと思っていますが、 「どこを」褒めるか、
は大事なポイント。
単純に結果だけほめてたら、 頑張って90点とれたひとと、
適当にやって90点取れた人が、同じ事になってしまいますよね。
適当にやってるように見える人がみんな本当にそうかどうかはおいといて、
そんな人の方が、高い能力あるんじゃない、ってことになってしまうと、
プロセスを頑張る事がばからしくなってしまいます。
だけど、最終的に、目標としたもの=ゴールに たどり着けなかったとしても、
それまでの過程、プロセスで得られるものがたくさんあるのではないでしょうか?
根気強く取り組む、とか、
計画を建てる力がつく、とか、
頑張ってる姿を見て、励ましてくれる人にめぐまれる、とか。
けっして、とりくむだけでも無駄ではない、ということを
ぜひぜひ子供さんにも教えてあげてほしいです。 なので、自分に対しても、人に大しても、
まず、やれてる事=行動している事を認めてあげましょう。
やれた事、プロセスを認めてもらえると、人ってうれしいものですね。
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Makeda Foret (金曜日, 03 2月 2017 21:28)
What's up mates, its great paragraph regarding educationand completely explained, keep it up all the time.
Karey Stribling (土曜日, 04 2月 2017 00:39)
Ahaa, its fastidious discussion regarding this piece of writing here at this webpage, I have read all that, so now me also commenting here.