気楽に、いろんなことにチャレンジするには、
ゴールまでのプロセスを小さくわけることが大切です。
よく、ホップ、ステップ、ジャンプ、という言葉を使いますが、
コーチングでのスモールステップは、もっと細かいです。
たとえば、私がよくやってもらう例ですが。。。
うまくなりたいので、ピアノやフルートの練習を毎日する習慣をつけたい。
まず、やることは何?
(なんだとおもいますか?)
どう考えても、やれそうなこと。
答えは。。。
楽器のケースを空けて、フルートを組み立てる (フルートって、長いので
3つにわけて収納されているんです)
ピアノであれば、ピアノのイスにすわって、ふたをあける。
このくらいだと、小学生でも気楽に毎日とりくめるので、結果として
たくさん練習できるんですよ。
普通の方は、やろうと思う量が多すぎます。
なので、やろうとしてもできない→がっかりする。自己信頼感が下がる。
かなりまとまって時間がないと、やれない、と思い込んでしまいます。
行動しなければ、何も変化はありませんよね。
どんなに少しでも、失敗しながらでも、
行動していることだけが、変化をもたらしてくれます。
なので、コーチングでは、
「今日、300%やれると思う事は何?」
と聞いたりもします。
ゴールまでのプロセスを細かく分ける事でどんな意味があるのでしょうか?
①気楽にやれる。やれそうな気がするので、やる確率が上がる
②やってみると、つい、次のこともやってみたくなる。この、「つい」がポイント
③やれることで、自己信頼感がちょっぴりあがり、気持ちがよい
④そのスモールステップをやることに集中できれば、いつの間にか、大きなこともできている。
例を1つ。
エンデの「もも」にでてくる、おそうじのおじさんベッポのセリフ
あるとき、ベッポ爺さんは話します。
恐ろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、と思ってしまうような長い道路を受け持つ時。。
せかせかと働き、どんどんスピードをあげ、ものすごい勢いで働きまくる。そんなやり方はいけない、
恐ろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、と思ってしまうような長い道路を受け持つ時。。
せかせかと働き、どんどんスピードをあげ、ものすごい勢いで働きまくる。そんなやり方はいけない、
とおじいさんはいいます。いつ見ても、残りの道路はちっとも減ってないような気がして、心配でたまらなくなり、
しまいには息が切れて動けなくなってしまう。
(エンドゲイニングのわな、ですね)
「つぎの一歩のこどだけ、つぎの一息のことだけ、次のひと掃きのことだけを考えるんだ」
「するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる」
「ひょっと気がついた時には、一歩一歩すすんできた道路が全部おわっとる。
どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからん」
もし、
「そんな(小さな)事やってても意味があるの?」
という評価する思い。
そんな考えが浮かんで来たら、「そう、あるの!」と言い切ってみてくださいね。
そんな考えが浮かんで来たら、「そう、あるの!」と言い切ってみてくださいね。
何より大切なのは、そのステップを楽しみながらやる、と決める事。
やれる都度、喜びを感じる事で、脳が楽しいことをしている、と思う。
だから、次もまたやれる。
そんな構造を作ってしまいます。
福島正伸さんの言葉に、
「努力するより 夢中になる」
というのがあります。
夢中になっちゃってる。
すると。。。
気が付いたら、あら~こんなに?
ってびっくりする。
ここでも、千里の道も一歩から。ですね。
一歩、足を前に出すことは、誰でもできる。
1つ1つの「やれること」は、小さくても
ゼロじゃない。
0.1であっても、これを、続けていけば、必ず変化はやってきます!
♪あなたは今日、あなたの目標のために、何をしましたか?
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