原因と結果の法則

結果を変えたかったら、どうしたらいいのでしょうか?

 

たとえば、植物で考えてみますね。

リンゴの樹にたくさん実をならせたかったら。

稲にたくさん実るようにしたかったら。。。

 

 

関係ありそうなこと、全部考えてみましょう。

 

 

日光

肥料

気温

草を取る

 

 

他には???

 

 

いろんな要素が出てきましたね。

 

これが、「原因」

 

 

 普通、「結果」を変えたいとき、人間って、なかなかそこに至る経緯や、「原因」となる要素については深く考えずに、同じ事を繰り返してしまいがちです。
人間関係でも、いつも注意してるのに子どもが勉強しない。。。

結果が変わってないのに、同じ事をやり続けちゃうんですよね。
人に何かを伝えたいとき、何が一番大切?と聞かれたら、
「良い人間関係」
というのは誰しもわかっておられるのではないでしょうか。
その上で、言い方、とか、使う言葉、タイミングなどを工夫する必要がありますよね。

何にしても、 

それぞれの「原因」となる要素を、1つ1つ、工夫して良くしていったら、

「結果」も必ず良くなるはず、ですね。

 

 

それでは、

良くなる方法、やり方は、どうやって工夫すればいいのでしょう?

 自分で考える?

 達人に聞く?

(みなさんだったら、どうされますか?)

 

 

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ここで、一本の苗から1万個以上の実をつけたトマトの話をご紹介します。

 

1985年の科学万博で発表されました。

 

バイオ技術を使わずに、育てたトマトだそうです。

 

この技術を開発したのは、野沢重雄さん。

トマトの生長に関わる要素すべてを検討し、改良しつつ、

「植物は土に根を話しているために、潜在的な成長力が

一定に抑えられているのでは」

 

という発想で、土から植物を解放し、水耕栽培をすることで、

普通の千倍の身をつけるトマトを育て上げたのだそうです。

 

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この話からいろいろな事が学べますね。
何かを改良するのに、その原因となる要素を徹底的に考え改良する。
常識、と思えるような事すら、再検討する。

阻害要因となっているものは、できる限り取り除く。

植物の成長には土が必要、という常識を常識としなかったところに、

野沢さんのすごさがありますね。

そして、 

もうこれが限界、と思っていても、案外そうではない、と相手の中にある可能性を信じる。

 

 自分の人生の中における様々な事の結果を良くしていきたいとき。考えるヒントになれば幸いです♪

 

 

 

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