やる気のツボ♪やるコミ編③WHY 理由を伝える

さて、今日のやるコミ編、やる気のツボは
 
相手に何かをやってもらいたいとき、
 
WHY=なぜやるのか、
 
「やることの意味、理由 をキチンと伝える」、
または
それを考えてもらうしつもんをする、です。
 
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自分のやっていることに、意味や理由を見つけると、
人は大変なこと、逆に簡単すぎてちょっと退屈なことでも、
頑張ってやることができます。
 
 
  やることで、人の助けになる、喜ばれる
 
  やることが、その人自身にとって意味がある
 
  やることが、最終的に何につながるのか、未来のビジョンが見えている
 
 
 
これに納得感があれば、大きな内的モチベーションになりえます。
(ご褒美は、外的モチベーション。一時的な効果しかありません)
 
こんな有名なお話があります。
 
 
 
ある人が暑い真夏のある日に
レンガを積んでいる三人の男に出会いました。
 
その人は男にこう尋ねました。
「君は何をしているのかね?」。
 
すると最初の男は、汗をかきながら不機嫌そうにこう答えました。
「見ればわかるだろう。オレはレンガを積んでいるんだ」。
 
彼の表情は暗く、とても仕事が辛そうでした。
 
 
 
続けてその人はまったく同じ質問を二人目の男に尋ねました。
「君は何をしているのかね?」。
 
すると彼はこう答えました。
「オレは壁を作っている」と。
 
二人目の男は忙しそうにしていましたが、一人目の男よりは悲壮感が少なく見えました。
 
 
 
そしてその人は三人目の男に同じ質問をしました。
「君は何をしているのかね?」。
 
すると三人目の男はイキイキとした表情でこう答えたといいます。
「僕は寺院を作っているんです!」。
 
 
みなさんの感想はいかがですか?
 
 
自分のやってることが、未来の何につながっていくのか、
ヴィジョンがしっかり見えている3番目の男は、
イキイキと仕事をしていましたね。
 
こんなことは、私たちの身近でもけっこうあるのではないでしょうか?
 
 
 
よく子供たちが
「こんな勉強、何の役に立つのかわかんない!」
 
って大人に言うことありますよね。
 
そんな時、どう答えたら、子供たちが
「そっか、やっぱりやったほうがいいのかな」
って思えると思いますか?
 
ぜひ、考えてみてください。
 
 
 
コミュニケーションに正解はありません。
相手の反応をみながら、なんどでもトライしてみてくださいね。